輝け!五十路男!〜五十代からの「包茎手術」挑戦記〜

お仲間必見!男50代 これから包茎手術に挑戦します

術後12日目 「信頼できる包茎手術情報」の少なさ

包帯を巻かずに過ごした一日

術後12日目。明日からGW休みだ。

今日は軟膏だけをつけて、包帯を巻かずに一日中過ごした。まったく痛みはなく、快適だった。包帯を巻いてないので、小便も、普通に立っていたすことができる。会社のトイレで横に人が立っていても平気だ。変な方向におしっこが飛び散ることもない。これがよかった。

なお、帰宅後は、お風呂はとっくに入ってよいとのことだったが、なぜか勇気が出ず、まだシャワーで恐る恐る洗うに止めておいた。

そうした理由は、亀頭下の内板が出ている部分。腫れは相当引いたものの、まだ小さなプクっと膨らんだ部分が2箇所あって不安は残るからだ。多分、腫れの最後の段階で、しばらくしたらなくなるのだと思うけれど、やはりまだ落ち着かない。術後一ヶ月間、つまりあと二週間ちょっとは、あまり一喜一憂せずに過ごそうと思う。

「”信頼できる”包茎手術情報」の少なさ

さて、今日少し書こうと思ったのは、包茎手術に関する巷の情報のこと。

まず、ネット上などに、情報があまりに少ない。いや、正確に言うならば、全面的に信頼して、安心して、何も警戒せずに読める情報があまりに少ない。しかも、最近は(私の個人的な根拠のない推測だが)世間的に包茎手術の注目度が、私が青春時代だったころに比べて大きく下がっているためか、情報量そのものも少ないように感じる。

「何も警戒せずに読める情報」とは、どういう意味か。

それは、「宣伝ではないフリをしている宣伝ではないか?」という警戒をせずに、安心して読める情報のことだ。これが実に少ないのだ。

さまざまなSNSで、手術体験者のブログかと思って読み進めていると、実は宣伝じゃないの、と思えてくるもの。また、価格や術式などの項目ごとに「⚪︎」や「△」などの評価が書かれ、一見中立な立場から分析したランキングのように見えるサイトが、よく読んでいくと、やはりこれ、いくつかのクリニックが合同でやっている宣伝じゃないの、と思わされるもの。これが本当に多い。

やはりそういう性質の文章は読んでいると宣伝であることが、どうやってもわかるものだ。そして、信頼して読み始めていてそれに気づいたならば、騙されたという反感すらもってしまう。なので、中立な第三者のフリをして書くことのメリットが私にはわからない。しかし、何も疑わずに信じる人も少なくないのだろうか。

私は余計に心配になってくる。むしろ、クリニックのポリシー、術式、メリット、そしてデメリットも(これが大事)、正直に書いて、ぜひ来てくださいと書いた方が、よほど関心がわくと思う。

自分は、どうやって情報を得たか

ところで、私が今回手術をする前に情報を得た経緯は、どの板だったか本当に忘れてしまったが、確か包茎関連のある掲示板で見た、まじめそうな意見を書いていた人にメールをしたことから始まった。

その人とのメールのやりとりが何ヶ月も続き、その方と同じ、ある地方の泌尿器科の先生のところで手術をすることになって今に至るのだ。

まあ、ネットのちょっとした情報から行動に移してしまったことになるが、私の場合は運が本当によかった。この「同志先輩」と出会えたからだ。何度も何度も、誠意のあるメールのやりとりを続けることができ、彼が通ってきたことを全て教えていただいた。そのおかげで、手術台に勇気を振り絞って上がったあの日。自分の身に起こること全てをすでに知っていて、とてもリラックスしてのぞむことができた。

質が悪い情報の海を泳いだだけの、30余年間

でも、私のようなラッキーな体験をできる人ばかりではないだろう。見ず知らずの他人にここまでよくしてくださる人となんて、出会えない可能性の方が高い。

そういう時は、ありとあらゆる情報の海を泳ぎながら、自分にとって大切な情報をかぎ分けて、そこから自分で調べて、というプロセスが必要になってくるのだが、その情報の質がひどいものが多いのが実情なのだ。

私も、20代で手術を考えてから、なんと30年以上経ってから今回実行に移したわけだが、なぜ、これまで躊躇してきたか。それは、あまりに質の悪い情報の海から、確信を得られる情報を見つけることができなかったからだ。

人を脅かす情報も多い

先ほど書いた「宣伝」「宣伝じゃない顔をした宣伝」以外には、「冷笑」「茶化した情報」「人を脅かすだけの情報」が溢れかえっている。

やはりみな「人の子」だから、いくらゴミのような情報だとは思っても、人を脅かすような情報が書かれていたら、「これ本当かも」とも思わないほうがおかしいぐらいだ。実際に、本当にうさんくさいクリニックや恐ろしい例もあるのだろう。それは、私も何軒もクリニックに電話をして、実際に無料カウンセリングも受けたことがあるが、あまりに拙速に、とにかくすぐに手術をさせようという強引なところが少なくなかった経験からも、そう思う。

後に続く人たちへ

だからこそ、私は、今、少し前の私と同じ悩みを持っている人たちが、少しでも安心して読める情報を残したいと思い、このブログを書いている。もちろん他人の正解が自分の正解とも限らないので、それは、あくまで参考の域を出ることはないのだけれど、でも、私が、冷静に前に向かって考えるきっかけをくれた人がいたように、自分も、自分が知る限りのことを、ここに残しておこうと思う。

包茎手術になんとか踏み出そうと思っている方々は、まずは、クリニックか泌尿器科か。それぞれの術式の違いはどうなのか、そしてはっきりとした料金、など、きちんと調べ、事前の知識も最低限の勉強をしておくことをおすすめする。私はあまりに知識が足りなかった。

長くなってしまった。

では、また明日!

 

亀頭下の内板の腫れが残るものの・・・