輝け!五十路男!〜五十代からの「包茎手術」挑戦記〜

お仲間必見!男50代 これから包茎手術に挑戦します

術後7日目 じわじわと、実感

ついに1週間!

ブログ更新できずにいましたが、ズルムケになったムスコとの、まだハラハラの日々は続いています

今、文字だけでも書かなきゃ、と思ったのは、私に唯一コメントを下さった方が、Twitterをやめる、ということを書かれていてこの方に、近況を伝えたい、と言う気持ちが湧いてきたからです。

手術の当日、直前に、その方は応援と共感の言葉をくださいました。不安でしかたなかったのが本音なので、どれだれその言葉に救われたことが。その方が読んでくれていることを意識しながら、術後1週間の状態を報告しますと、、

 

途中やばい、と思った腫れは、かなり引いてきました。出血もほとんどない感じだけど、毎朝のイソジンは、まだ沁みたりします。そして、裏筋が、両脇の内板の腫れで、少し斜めになってるのが気にはなりますが、腫れが引いてからそのことは判断しても遅くは無さそうだし、そもそも前から、少し斜めになってた気もします。排尿もできるし、多分使うこともできそうなので、大きな問題じゃないはず。

 

それにしても、ズルムケになった実感は、じわじわとわいてくるもんですね。やったー!と単純なもんじゃない。包帯が取れた時にその瞬間は来るのでしょうか。

でも、今も鏡で見るたびに、腫れたり内出血したりしてるものの、かっこよくなったな、もう何十年も待ち望んできたんだな、という喜びが、ジワリジワリ来るのを感じます。

会社でも、町でも、歩く時姿勢が良くなったかも。しゃがんでも座っても、皮の戻りも気にならない。堂々ととした、清々しさ。包茎男ならではの、あのモヤモヤがなくなっただけでも大成功。でも、早く腫れをなくして、ちゃんと使えることも確認した時に、真の自信がわきます。それまでは、そろりそろりと。お風呂もまだ控え、自転車もまだ乗らず、、オナニーも、我慢我慢の日々です。

今、励ましてもらって勇気を振り絞ったおかげで、ここまで来ました。このブログも読んでくれていますか?

見ず知らずの私に、あたたかい、ぬくもりの言葉を、本当にありがとうございました。今、そちらの状況はわかりませんが、人にあんな風に思いを馳せられる方は、きっと素敵な生き方をされていくだろうなと思います。またブログ再開されてください。興味津々で拝見します。

では、完全に生まれ変わるまで、あとひと息。応援頼みます!

 

 

 

術後3日目

縫った跡の痛みは、ほとんどない。

そして、おとといと心配した、裏筋とその両脇の晴れ。幸い、だんだん引いてきたようだ。

でも、その場所の腫れが、尿道の入り口あたりにも影響して、おしっこが、時々あっちゃこっちゃに飛び散ったりする。明日から会社の仕事再開だが、トイレ関係がちょっと大変そうだ。

それにしても、この包茎手術ってやつは、終わったら、すぐに万々歳ではなく、その後一ヶ月に、大きな勝負が続く感じだ。なので、手術が終わった直後に、「これで一皮剥けた男になったぞ!」と単純に喜ぶものではなく、毎日のケアを通して、だんだん新しいイチモツに慣れていき、じわり、またじわりと、剥けた喜びが、少しずつ溢れ出てくる感じだ。

さあ、明日は仕事、この状態で朝から深夜まで乗り切れるだろうか。

早めに寝ることにしよう。

術後2日目 ドキッとしたけど・・・

これ、まさか”ペリカンなんとか”・・・じゃないよね!?

三十余年越しの勇気を振り絞った日から2日。

昨夜から今日にかけて、心配なことが早速起きた。

裏筋とその両脇が、プクッとかなり大きく紫色に膨らんでいる。そしてそれが今朝にかけてだんだん黒くなっていた。おい、大丈夫か!怖い

こ、これって、まさか”ペリカンなんとか”じゃないよね?

ペリカンなんとかとは、確か「ペリカン変形」などと呼ばれる包茎手術後に起きがちな症状のひとつらしく、亀頭下がプクッと膨れるものだと物の本、いやネットで読んだことがある。私は、もちろん人生初めての経験だし、知識もないので、不安だけが膨らんでいく。だってあそこの形が変わるなんて、思春期に、勃起を初体験したり、初めて皮をむいて中身をみたりした時以来の衝撃だから。

同志先輩と先生にメール

早速、同じクリニックで三ヶ月前に手術を終えた「同志先輩」にメールしてみた。

聞いてみると、はっきりは覚えていないものの、手術直後は確か腫れがちだったという。

そして、次に手術をしたクリニックの先生にメールを送って聞いてみた。

その際、先生に事前に言われていた通り、ちょっと恥ずかしいがスマホで腫れた箇所の写真を撮って添付した。

しばらくして返信があった。曰く、これは内板と呼ばれるものが腫れているものであって、上からセラオビと呼ばれる巻いてあるテープで抑えれば、徐々に腫れはひくはずだとのこと。そして、黒くなっているのは、皮下出血をしているためで、これも二週間ぐらいすれば、色が黄色くなって吸収されてなくなっていくので大丈夫、とのこと。

ほっ。ひとまずは安心。痛みもないし、出血も今はない。腫れもしばらくしてひいて、あとは一ヶ月静かにくらして、ハレの日を迎えたい。

2回起きた小事件・・・

ところで、術後、消毒、軟膏、テープ巻き、などの一連のルーティーンは、実は私が自分でやっているのではなくて、妻にやってもらっている。なんか妻が母親で自分が子供のようなちょっとカッコ悪い感じではあるのだが(笑)、「私がぜひやってあげる」というので、ここは甘えることにした。

いったん甘えると、これは気分的にも楽だ。夜は私が仕事が遅く妻が先に寝ることが多いため、毎朝シャワーを浴びてからこのルーティーンをすることに決めた。

ところが、今朝、2回事件が起きた。

いったんルーティーンを終えて、トイレに座った時、スポッと、筒状の白いものがトイレの中に落ちてしまったのだ。テープだけを残して、ガーゼとネットがそのまま、スポッと抜け落ちてしまったのだった。そして、拾おうとして立ち上がると自動的にトイレがフラッシュ!流れ去ってしまった。おいおい、頼むから下水管つまらないでくれよ。

その後、もう一度、甘えたルーティーンをし、またトイレに座ろうとしたら、また、スポッと!今度は傷口につけているテープまで、全部筒状になって落ちてしまった。

その理由とは?

ん?巻き方が緩すぎたかな?でも、結構ちゃんと締めた気がするが・・・

あっ、ひょっとして、あれか!

実は、妻に傷口にイソジンをつけてもらい、テープを巻いてもらっている時に、そのシチュエーションが妙にエロく感じて、ムスコが少し大きく反応をしてしまったのだ。なんとか抑えて中ぐらいの状態でテープを巻いたのだったが、ああ、これだ。大きい時にちょうどよい締め具合だったから、その後平常時のサイズに戻った時に・・・スポッと・・・

これに気づき、二人で大笑い。

そして三度目のトライアル。今度は反応させないでおこう、させないでおこうとすると、また反応。それにしても、ムスコってやつはなんだ。肝心な時にどんなに頑張っても勃たなかったりするくせに、こんな時に元気になったり。何十年一緒にいても、コイツだけはうまく操縦できない。笑

かくして、二日目は過ぎていった。

術後1日目 余韻に浸りながら、アフターケアのステージへ

一夜明けて・・・

今朝は、朝勃ちの状態で目が醒める。夜は、痛み止めは飲まずに済んだ

しかしそれにしても、術後まだ1日も経ってないのに、勃起はまずい。傷口が開いてしまう恐怖に襲われる。

最近ちょっと元気がなく、昨日も手術開始時に、勃起促進注射を打ってもあまり硬くならなかったくせに(笑)、よりによって今勃起かよ、と思いきや・・・

全然大丈夫だ。少し痛いかなと思ったが、これは、いつもの朝勃ちと変わらない程度。ホッとする。今のところ順調ということだろうか。

緊張!初めてのアフターケアへ

さあ、一日一回のアフターケアをしなければ。

そのためには、まず、シャワーだ。傷口に直接乗せてある「セラオビ」という白い布一枚だけを残し、患部に水が直接当たらないように注意深く他の部位を綺麗にする。それにしても、今が真夏じゃなくてよかった。

そして、シャワーから上がったら、初めてのアフターケアだ。

 

「セラオビ」をこれから剥がす・・・皮膚とくっついてないか心配

まず、「セラオビ」を剥がして、患部を露出させなければならない。昨日の手術直後以来の顔合わせだ。ドキドキする。

ゆっくりと、ゆっくりと・・・・

ああ、幸いなことに出血の量はそれほど多くなく、皮膚と癒着もしていなかったので、比較的楽に取ることができた。ふうっ。ここまでで、すでにかなり疲れた。

 

細かく丁寧な縫い目が見える

それにしても、縫い目の緻密さ、丁寧さには、あらためて驚かされる。

他のクリニックと比べて、1時間以上をかけてゆっくりと丁寧に縫っていくのが特徴だという先生の話通りだ。ちなみに昨日手術後、手術台に横たわったまま先生に「何針縫われたんですか」というと、先生は、「さあ、後で自分で数えてみてください(笑)多分40針ぐらいかな」とのことだった。

そして傷口に恐る恐る、イソジンの消毒液をつけ、軟膏をつけ、セラオビを巻き、ガーゼ、ネットとつけていく。セラオビの巻き方、締め付けの具合がまだよくわからない。これでは、傷口が出たりしないか心配。

こんな感じで、なんとか、一回目の処置を、妻の助けをもらいながら、やってみた。

ただやはり、ガーゼにちょっと血がついている。でも、今もろにドバドバ出ているというのではなく、傷口がまだ完全に乾き切っていない、という感じだ。静かに様子見をしよう。

きょうは幸い日曜日。ゆっくりとすごそう。さっき髪の毛を切りに少し歩いてしまったが、これぐらいは仕方ないだろう。

まだ、そろりそろりと慎重すぎるぐらいにいこうと思う。

例の「同志先輩」の話によれば、一週間ぐらい経ってから内出血で亀頭が真っ黒になったり、ペニス自体が晴れたり、まだ関門はあるみたいだ。

とにかくゆっくり、ゆっくり。今が肝心だと思うから。

 

 



 

 

 

 

遂に、遂に!三十余年越しの勇気を振り絞った日

遂に、切った!

切り終わって、ぐったりベッドに横になったまま、先生に切り取った皮をピンセットで拡げて見せてもらった時、見た目は相当エグいものではあったが、なんか愛おしい気持ちと、遂にやった、という気持ち、さらに、切ることを悩み始めてからの30数年のシーンが一気に走馬灯のように思い出された気がして、胸がジーンと熱くなった。

30余年の走馬灯

私はこれをやろうとしていたのか。とても恥ずかしいことだけれど、三十年以上もの間、「切らずに包茎を治す」ありとあらゆるものを試したことを思い出した。

シリコンの輪っかみたいなものとか、なんかサイボーグみたいなものを装着するやつとか、一度だけ特殊な変なパンツも買ったっけ。透明の傷テープのようなものを貼って試したこともあったっけ。今思えば、そんなもので治るわけないのに、そしてその時はそれもわかっていたのに、そういうインチキ商品を買っては捨てて、それを何度も繰り返した。

そして何度も手術を考え、カウンセリングを受けては、やたら失敗の情報が溢れかえる中、また、行ったいくつかのクリニックが、医師と称するいかにもちゃらそうな、胡散臭いニイちゃんがやっているところで、こんなやつらに失敗されて人生台無しにしたくないと、怖くなって諦めたっけ。

そして、仕事中にトイレで見栄剥きをしても、すぐにぬるっと全部被っちゃったことがパンツ越しにわかり、次にトイレで出した時は臭うし、仲間と風呂に行くのも情けないし、とても嫌な思いをしたこと。そして、何より昔の彼女の前でも今の妻の前でも男らしくいたいのに、小学生のようなものを晒す情けなさ。私にとっては、はっきりいってQOLに影響する問題が30余年も続いていたのだった。

運命の日。新幹線に乗って・・・

きょう目指した泌尿器科は、ある地方にある。新幹線に乗り、田舎の駅でおり、そこからカーシェアで向かった。「応援するよ」と言ってくれた妻と一緒に。

受付の時間まで、近くの喫茶店で過ごしたが、この時間のなんと重苦しかったことか。「今日は新しいお誕生日みたいじゃない?」と笑顔で励ましてくれる妻の前でも、緊張は隠しきれなかった。やっぱり怖くて仕方なかったから。

茶店の窓の外に広がる田園地帯に、そのクリニックはある 

意を決して、手術台に乗る

妻に手を振って診察室へ。先生の話を5分ほど聞き、承諾書にサインをする。もう前回聞いて頭に入っているので、簡単な儀式だった。

そして、手術台へ。

痛みはほとんどなし!?

その後の詳細は、実はよくわからない。

それは、まず第一に、痛みがほとんどなかったから!勃起をさせるための注射を打った時は、打ったかどうかわからない程度。その後の麻酔もちょっと痛いだけ。そして、切っている時にいたっては、電気で止血をしている時に、確かに聞いていたように少しものが焦げた匂いがしたような気がしたが、大してせず。その後、一針一針縫っている時も、ほとんど痛くなく、チクっと感じた後、追加の麻酔で全く痛くなく。なので、よくわからないのだ。

予防接種でさえ、看護師に「痛くないようにお願いします」などと言ってしまうぐらい、情けないほど痛みに弱い私は、ずっと意識をして深呼吸を繰り返していた。そして、いつ痛みがきても大丈夫なように構えていた。相当無駄に力んでいたことと思う。でも、ひょっとしたら寝ちゃえたかも、という程度の痛みの少なさだったのだ。歯医者さんの治療の方がよほど痛い。

そうした中、先生は、黙々と手術を続ける。要所要所で、「今、○○が終わりました」などと言ってくれるだけだが、私は、彼のことを「スーパードクター」だと信じて任せる気持ちだけはあったので、その無口さが不安になることはなかった。

丁寧な手術

時間は、どのくらいだろう。皮を切るのに20分ぐらい、その後の縫い合わせに1時間ちょっとかかっていたと思う。この医院では、他院に比べて時間をかけて丁寧に縫うことをウリにしていると聞いていたので、縫う時間が長いことは、この後の安心への近道だと思って、怖いことは怖いものの、ある意味安心をして終わるのを待っていた。

そして、「はい。終わりましたよ」

この一言でどんなに楽になったことか。その後に、冒頭の、切り取った皮を見せてもらったのだ。

さて、ムスコはどうなったか・・・縫った後をちらっと見たが、すぐに包帯を巻いてしまい、今この深夜に至る。なので、まだちゃんと見ていないのだ。なので、まだ自分が包茎でなくなったのだという実感は、まだ湧いていないのが正直なところ。

 

ここに包帯は人生初。晴々しさ半分、術後の不安半分

明日は、初めて包帯を取り、消毒、軟膏塗り、そしてまたぐるぐる巻き、を自分でやることになる。

きょうはとりあえず、これでおしまい。

ちなみに、痛みは大したことない。ちょっとヒリヒリはするけれど、切ったんだから。そりゃあ、当たり前だ。とりあえず出血を早く完全に止めて(今のところ包帯には滲み出ていないが)、その後の腫れや内出血を乗り越えていかねばならないのだ。早く寝て英気を養うことにする。

 

嬉しい応援

妻の愛情・応援以外にも、きょうは実はよいことがあった。

まずは、前に紹介した、同じクリニックで手術をしたメール仲間の「同志先輩」から術前に応援メッセージをいただいたこと。ここまで支えてもらった。そして、これから術後の不安もアドバイスをいただこうと思っている。お会いしたこともない人から、こんなに親切にされるとは。

そして、このはてなブログで言葉を交わすようになり、今回も直前にコメントをいただいたまきまいさん。私の術前の不安を感じ取ってくださるような優しい言葉に、本当に癒されて、力をもらいました。心からお礼を申し上げます。こちらもお会いしたこともないのに、心を通わせていただいて、素敵な出会いに感謝しかありません。

 

私と同じ悩みを持ち、このブログに目を止めていただいた方も、ぜひお仲間に。私も少しでも他の人の役に立ちたいと、こんなに思うとは思いませんでした。

 

明日から毎日使います・・・