手術から10日目の夜。
今、仕事帰りにシャワーを浴びる。
セラオビという名の包帯をゆっくりと外し、バシャバシャとシャワーを当ててみる。
痛くない。水圧ではなく、時々軽くチクチクするが、これは手術の糸によるものの気がする。
今日は初めて、ボディーソープも軽くたらしながら、バシャバシャ。
さあ、きょうから次のフェーズへ行くことを決めた。
というのも、前に書いた、同じ泌尿器科で手術をした「同志先輩」と、そしてしばらくしてから、手術をしてくれた先生から、メールの返信が来て、どちらにも、ほぼ同じことが書かれていたからだ。
*お風呂は、とっくに入ってよし。
*もう包帯無理にしなくてもよいのでは。むしろ皮膚が被れるので軟膏だけ塗ればよし。
先生の方は、私の今の状態の写真を見てのことだから、適切な診断だろう。
ということで、今夜は、これから、はじめて、包帯なしで、寝る! まあ、様子を見てみよう。で、大丈夫そうなら、明日から包帯なしかな。
ただ、実は、包帯なしというのは、私にとってちょっと寂しくもあるのだ。なぜなら、ちょっと小恥ずかしいのだが、毎朝、消毒、軟膏、そして包帯ぐるぐる巻きは、妻にやってもらっていたからだ。なんか嬉し恥ずかし、子供みたいではあるけれど、妻が、私がやる、というので、それに思い切って甘えることにしたら、最初ドキドキヒリヒリ、その後ぐるぐる巻きが、毎日の楽しみになってしまっていたのだ。
でも、明日、包帯しないにしても、軟膏は塗ってもらえる笑 楽しむとしよう。